種の起源:
2009年コンテンポラリー・ダーウィン・アーツ・プロジェクトの発展に向けて
プロジェクト概要:
2009年のチャールズ・ダーウィン生誕200周年記念、また、「種の起源」の初版から150年を記念し、ボブ・ブルームフィールド博士とベルジット・アレンズ(ロンドン自然史博物館)の協力の下、アンドリュー・パトリツィオ博士(エジンバラ芸術大学)とエミリオス・クリストドウリディス教授(グラスゴー大学法律学部)により、芸術人文研究委員会助成によるプロジェクトが発足されます。 2009年へ、またその先へと続いて行くプロジェクトの運営を目指し、様々な国から興味深い参加者を招き、活発な意見交換を行っていきます。
SHIRLEY CHUBB
『種の起源』プロジェクトは2007年に開始し、第1部は2008年の2月まで運営される予定です。本プロジェクトでは、エジンバラ、グラスゴー、ロンドンなどで開催されるワークショップを通し、芸術、自然科学、哲学、倫理などの学問を囲む学際的考察に新たな一面を与えることを試みます。また、アーティストへのクリエイティブな資源の提供やウェブサイトの運用も行っていきます。 現在活動を行っているアーティスト、また、今後招待を予定しているアーティストには、イラナ・ハルペリン、タニア・コヴァツ、マーク・ディオン、チャールズ・アヴェリ、コーネリア・ヘッセ・ホネッガー、エレン・ガラハ、アレクシス・ロックマンなどがいます。
ダーウィンが確立した定義は、西洋の知的探求の歩みにおける画期的な出来事として、今も多くの人々に知られています。また、進化論的思考は、自然科学、社会科学、哲学など多義に渡る学問に深く普及しており、これまでにそれに関わる論議の文脈が様々に変化してきたとはいえ、科学者、神学者、文化研究家の間では現在でも、修正論や改善論に関わらず、ダーウィニズムとの深い関係性が見られます。
展開を試みる研究課題:
本プロジェクトの核となるテーマは、ダーウィンの「種の起源」に収められた豊富な題材が、どのようにオリジナルな現代的考察と芸術的実践を生み出すことができるのかということです。 今後、そうしたテーマをより深く掘り下げていくため、『種の起源』プロジェクトでは、本プロジェクトの関連イベントを導くいくつかの総合的な質問を用意しています。
- 他の学問分野との学際的意見交換を交えることで、現代アートはどのようにダーウィンの「種の起源」を再考察していけるのか。
- 「過程」、「起源」、「進化」、「突然変異」、「境界維持」、「絶滅」などのテーマは、どのようにハイクオリティな現代アートを喚起していくのか
- 展覧会や出版物、またオンラインでの発表を通し、アーティストはどのようにダーウィンの進化論に対する彼らの新しい見解や定義を幅広いパブリックに伝えていくことができるのか。
ワークショップ:
芸術、哲学、ダーウィンの学問を専門とする参加者を招き、下記のようなワークショップを開催します。
2007年9月28日、29日
テーマ:ダーウィンの一生と研究
於:エジンバラ芸術大学
2007年12月13日、14日
テーマ:哲学
於:グラスゴー大学
2008年1月24日、25日
テーマ:創造的芸術
於:ロンドン自然史博物館
